■ 最初の一歩は希望地域の家賃相場を調べる ■ |
部屋探しの第一歩は、自分が希望する地域の「家賃相場」を調べることから始まります。 希望地域の家賃相場と自分が無理なく払える予算とを比べてみて、予算の方が明らかに少ないときは、自分の希望条件を譲歩して、家賃相場がもっと安い別の地域で探す方が近道です。近隣相場は地元の不動産屋さんに聞いてみましょう。 |
■ 駅から近いほど家賃は高くなる ■ |
駅の周辺は生活が便利で、しかも土地価格や建設・建築コストが高めなので、必然的に家賃も高くなる傾向。地域によって異なりますが、駅から徒歩15分圏内では家賃相場は平均的に高めですが、駅から徒歩25分を超えると安くなる傾向。また駅から徒歩35分を超えると、一般的にはバス等を利用することになるので、その利便性により、家賃相場はさらに安くなる傾向です。バス便の物件では、駅前のバス時刻表で終バスの時刻などをチェックしておきましょう。 また郊外に伸びる沿線では、急行・特急の停車駅は家賃が高めです。昔から市街地が発展していて便利な反面、不動産の価格も高い為に家賃相場も高くなります。 逆に、急行・特急の停車駅からターミナル駅に向かって1駅か2駅手前の地域は、交通の便はあまり変わらないのに、家賃相場は安くなる傾向がありますので狙い目です。 |
■ 新築と中古、どちらが安いか? ■ |
普通は、新築の方が家賃が高いと考えがちですが、実際に賃貸用アパートなどは、その建設費用が低下傾向にあるため、新築物件の方が家賃等が安いというケースもあります。反面、一戸建賃貸など需要高の物件は、中古でもなかなか家賃等が下がらないということもあります。 |
■ 防音性などが高いのは? ■ |
マンションとは一般的に、3階建て以上で鉄筋コンクリート構造等の堅固な建物を指し、アパートとは2階建てで木造や軽量鉄骨構造の建物を指します。 家賃相場から見ると、アパートはマンションよりも10~20%程度安い傾向ですが、建物構造や仕様が違うため、一般的にアパートはマンションよりも防音性等が劣る傾向あり。 隣接する部屋などからの音や振動などが気になる人にはアパートよりマンションがお勧めです。 まずは周辺図あるいは住居地図でチェックし、あとは現地で確認をしましょう。 |
■ 日照のチェックも忘れずに ■ |
まずは間取図の方位からリビングの向きを調べましょう。よく言われるように南向きがベストですが、冬場の光熱費削減を考えたら西向きも◎。東向きなら朝日が当たる。敷地図、周辺図から自分の希望する住戸が面しているのはどこかをチェックしましょう。公園や幅広の道路に接しているなら、それほど遮られないだろうし、逆に少しの距離に高層マンションなどあれば期待できない可能性もあります。またカーテンを開けると部屋の中が外から見えてしまうケースもあります。敷地が広く、バルコニーが敷地内側に向いていれば(中庭風)、それほど心配しなくていいはずです。 物件を下見するとき、窓がどの方角を向いているかという点は意外にチェックしにくいものですが、下見の際その時節なども考慮しながら、実際に窓の外を見て、周囲の状況をチェックすることをお勧めします。 ・・・日照面だけ考えると、太陽方向に遮る建物等が無ければ、冬場は夏場と比べ日照時間は短くなりますが、太陽高度が低めの為夏場に直射日光が届かない奥まった部屋などに直接、日光が届いたりしますので。 |
■ 部屋の広さは自分の目・感覚で確かめる ■ |
賃貸広告では、部屋の広さを、平方メートル数では表示せず、帖数(畳の枚数)で表示している広告が多く見られます。1帖の広さは、不動産広告の基準によって「1.62平方メートル~1.65平方メートル」と決められています。 物件の下見の際には、この基準をもとに、部屋の広さを自分の目と感覚でチェックしましょう。 |
■ 夜道の安全度をチェック ■ |
女性の場合は、駅から物件までの道が夜間も安全であるかどうか、忘れずにチェックしてください。朝や昼間は人通りが多くても、夜間になると人通りがなくなるような道が、特に住宅地では多いからです。
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■ 賃貸情報誌やインターネットを媒体とした広告には載っていない賃貸情報 ■ |
不動産会社は、2つの方法で賃貸物件の広告を出しています。第1の方法は、賃貸情報誌やインターネットを利用して直接消費者にPRする方法(消費者向け情報)です。第2の方法は、他の不動産会社に対して賃貸情報を公開する方法(不動産業界内情報)です。 この業界内情報は・・・消費者の目に触れることは少ないのですが・・・不動産会社に行けば実際に、詳細な説明とともに見せてもらうことができます。 |
■ 契約時に必要な書類は? ■ |
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■ 当日、持参するモノは? ■ |
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