街並と天空   

『夢と夢をつなぐこと・・・』

それが私達のモットーです。
トータルプラン長山の仲介


不動産の売却をスムーズに導く具体的な方法は?

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   土地や住宅など不動産の売却をスムーズに導くこと・・・売却希望者だれしもが願う事であり、それは、所有不動産を“想定内の価格・条件”かつ、ベストなタイミングで売れることでしょう。
    このことは、一方で依頼を受けた仲介業者にとっても、第一義的に目指している事でもありますので、下の一般的な不動産取引上のイメージ図をご覧下さい。

スムーズな不動産売却のイメージ図


    ・・・ずいぶん前、じっくり時間をかけさえすれば・・・不動産バブルがはじける前の数年間・・・実態より少し高い価格でも売却できた“時代”がありました。
    ・・・もちろん現在では、このような事は全く通用しません。一部の人気地域や特定物件などを除くと、現在の不動産市場は下落傾向(若干底値観か?)が続いています。したがって・・・多くの場合で“早期に売れること≒少しでも高く売れることにつながる”と云えるでしょう。

   不動産の売却をスムーズに導く“鉄則”として以下の2つを挙げられると思います。

   ◆ まず、相対的に適正な価格・条件設定をすること。

   ◆ そして、相対的な物件価値を向上させる為に継続して努力すること。

    では、“早期に売れること≒少しでも高く売れることにつながる”とは、具体的にどういうことでしょうか。
    “不動産売却の本質”は、第一に、売却希望者と購入希望者の“駆け引き”ではないと思います。・・・あまりに、この“駆け引き”が過ぎると、ハッキリ云って敬遠されてしまいます。・・・要するに・・・そういう事ではなく・・・他の物件(売却希望者)との競い合いとなってまいりますので、他の競合物件よりも相対的に適正な価格と条件を設定することで、他の売却希望者よりも早期に売ることができるのです。・・・不動産以外の一般の商品などと同様に、競合する商品群の中で・・・一番その個人の好みにベストマッチしているとか、『・・・結果的に買い得だった。』と感じてもらえるような“第1グループ群内”に入っていないと、現在の不動産市場状況において“この競い合いの中”で勝る見込みは厳しいと云わざるを得ません。
    ・・・繰り返しとなりますが、まず相対的に適正な価格・条件設定をすることが、結局のところ状況的に有利に働くので、少しでも高く売る為の鉄則と云えます。・・・一方の購入希望者探索に出遅れてしまった第2グループ群は、先に売却できた他の物件価格と否応なしに比較され、さらに不利を被る形で安い価格などの条件設定をしていかなければならなくなるのです。


   第二に・・・上記とともに取り組む事により、さらに相乗効果を高めるのが、“相対的な物件価値を向上させる為に継続して努力すること”です。
    一般の商品などと同様に、品質・数量等で価格が決まるといった要素以外にも、不動産では物件それぞれの“雰囲気・イメージ・○○らしさ”など、人それぞれの感性によって価値を見い出すことが多々あります。・・・特に雑草だらけの売地は安値だとか、奇抜な色の外壁をもつ売建物が安値だとかいう表面的な話だけではなく、何かしらの改善をしてゆくと、相対的価値のアップを図れるということです。・・・ちなみに、このことは売買だけでなく賃貸事業の場合でも通用することです。

    ◆ 土地ならば、きちんとこれまで管理されているか?利用するために不必要あるいは障害となるようなものがないか?

    ◆ 売建物の場合、内外装のメンテナンスが適度に施され、きちんとその機能や仕上げ部分など維持されているか?

     ■ 水廻りは清潔に保たれているか?(カビや汚れなどあるとマイナスです)

     ■ 収納などが“こぎれい・こざっぱり”と収まっているか?

     ■ 室内は良い空気か?なにか強い臭気や汚れなどが染みついていないか?(ペットやタバコの臭いなど)

     ■ 庭や屋外部分のエクステリアなどが適度に手入れされているか?

      ・・・などです。なにもモデルハウスやモデルルームのように、生活感を感じないほど無機質で美しい状況である必要はありません。肝心なのは、他人が見てどう感じるかを、継続して意識することです。住宅ならば、『・・・健康的で幸せな家庭を築けうだ・・・』などと、購入希望者に物件に対して良いイメージを懐いてもらうことなのです。

     このページでご説明した事は、不動産の世界では、ごく一般的な話です。・・・しかし現実は、長年その不動産を利用している方の“個性”というか、“暮らし方”や“暮らし方に対する哲学的な事”などがその目的不動産に反映されているものです。これらがある事は、むしろ自然なことと云えます。・・・現実として、このあたりと目的不動産の市場性をどのように調整していくのかということが、売却をスムーズに進める上でのキーポイントと云えるでしょう。
      ・・・それに、現実には理屈だけでは通らないことや、“価値・価格”以外にもたらされる特別な影響など、いわゆる“個々の事情”によって上記を満たしただけでは、結果として売却できないといった場合もございます。そのような際には、関連する専門家などにそれぞれ適宜協力してもらいながら売り出すことが、“早期に売れること≒少しでも高く売れること”を達成するために必要不可欠と云えるでしょう。


    私共トータルプラン長山では、相対的な物件価値を向上させるため、不動産の専門家として誠実にサポートに努め、結果として納得できる取引をして頂けるよう最善を尽くします。同時に、関連する様々な専門家のサポートが可能です。・・・一般の方々からすると、不動産売却の際には、慣れないことや知らないことなども多々出てくるでしょう。そのような折には何なりとご質問・ご相談して頂けたらと思います。